健康ケアセンター

　私が、治療ということに興味を持ちだしたのは、学生のころから始めた少林寺拳法が原因でした。

少林寺拳法は技術の中に、整法という体を整える技術があるのですが、私が、少林寺拳法の本部にある、武専と呼ばれるところに通っていたときにも、ほとんど教えてもらう機会がありませんでした。

そんな時、カイロプラクティックを学ぶ機会を得て、夢中になり勉強をしました。カイロプラクティックは、アメリカから発生された技術で、 関節の動きを正常にすることにより、背骨の間から出ている、神経、リンパ、血液の流れを良くし、自然治癒力を最大限に発揮させることを目的とします。

　　私は、中学のころ腰が痛くなり、整形外科に行きました。腰椎分離症だから、先々歩けなくなったら手術をしてあげるといわれました。その当時は、当然腰椎分離症なんてはじめて聞きましたから、怖いというイメージがあったのをいまだに覚えています。

　　今でこそ、知識が出来たので、分離症だけで、歩けなくなるなんて無いとわかるのですが、当時は医者の言うことは、すべて本当だと思っていました。

　そして、腰痛に対する恐怖心は、多くの人が持っているのもわかってきました。私の知り合いも腰を痛めて入院し（骨、椎間板に異常が無かったため、入院中 安静にしていただけ）、退院後もあまり調子が良くないと聞き、２、３回施術をしました。ゴルフの好きな人だったため、もうゴルフが出来ないかと不安だった そうですが、現在ゴルフを楽しまれています。

　　私はカイロプラクティックをはじめ、８年間、大阪を中心に東京、静岡、岡山といろいろな手技療法を学びましたが、腰痛であれ五十肩あ れ、痛みの多くの原因は筋肉にあるとわかりました。ですから、レントゲン，ＭＲＩ等で骨、神経を撮っても骨折、重度の椎間板ヘルニア等以外は、本当の痛み の原因は、写りません。つらい腰痛、関節痛で長い間苦しい思いをされている方も多いと思います。

健康ケアセンターは来ていただいている皆様のために、今後も技術、質の向上に努めてまいります。
どうぞ末永くよろしくお願いします。

　　　　　　　　　　　　　　健康ケアセンター　原　賢治